ブロリーはイケメン顔より白目顔派

やっとブロリー全作網羅しました。初代ブロリー推しです。考察やメモを

ドラゴンボール超ブロリー…ではなく、初登場時のブロリーの考察とか。

初めまして。自分はしがないブロリストでございます。

 

小学生の頃、同じクラスの友人から教えてブロリーを教えてもらい、やがて友人より知識を身に付け「オタク」となりました。

それから2年か3年、暇さえあればブロリーのことを考えてました。ブロリーのイラストを描いて、「もしもブロリーが改心したら」なんて話を考えて幼いながら漫画を描いたりもしました(今見るとひどい)。

 

色々あって1度ブロリーを推すのをやめてしまったものの、新しく公開された「ドラゴンボール超 ブロリー」をきっかけに、数年経った今、新しい発見を求めてブロリー推しを再開してます。

ちなみにドラゴンボール超ブロリーは後述する理由で素直に好きにはなれないです…。

 

前置きが長くなりましたが、さっそく本題に入りたいと思います。

 

今回の記事で書きたいことは4つあります。(そのうち加筆・新しく記事を作成するかもですが暫定で)

 

・伝説の超サイヤ人

変化まで時間を要したり、その間に雷が落ちたり、様々な演出があります。個人的に雷が落ちる演出が大好きです。

さて、この長い時間で伝説化するシーン。その長い時間の間で、彼は常に呻いていませんか?

 

悟空やベジータたちは無言、または雄叫びを上げながら超サイヤ人化すると思います(この映画内では)

「許せねえ……!」「俺がベジータだ!」

ブロリー超サイヤ人化するシーンは2つありますが、一度目は悩ましい声をあげながら超サイヤ人化しました。その後に、「カカロットォォォオ!!」とは叫びましたけどね…

二度目は悟空に向かって歩きながら、超サイヤ人化しました。この時、特に叫んだりなどはありませんでした。

以上のシーンから、伝説の超サイヤ人化って実はあんなに呻くほど苦しいものなのではないか?と思います。

気が高まり、苦しそうな声を上げた次には制御装置が壊れ、皮膚が破け、体が爆発したあと伝説の超サイヤ人化したブロリーが立っている。

誰にも制御できない力を解放するという事だから本人にも負担が行くのでしょうか…個人的に、このシーンは「今まで恨みから戦っていたブロリーが、気が高まるあまりに限界を超え制御装置によって着々と作られていた新しいブロリーの人格が、ここで崩壊してしまった」という風に解釈してます。

 

・パラガスとブロリーの過去

ブロリーは桁外れの戦闘力を持って生まれたため、ベジータ王に睨まれ抹殺を図られました。

パラガスはそれを知ると、息を切らせてベジータ王の前まで走り、「ブロリーは必ず、将来惑星ベジータの、ベジータ王の役に立つ優秀な戦士に育つはずです!お助け下さい!」と懇願します。ですが、ベジータ王は聞き入れないどころかパラガスまでも殺そうとしました。

ゴミのように捨てられた2人はブロリーの潜在能力により助かりましたが、それからというものブロリーはパラガスも手をつけられないほどに暴れ回る日々。パラガスにとって地獄だったと思います。

そして見かねた彼は制御装置をブロリーに取り付けました。

ここではいるセリフが「とうとう私は、ブロリーをパワーを自在に操ることによって、全宇宙を支配する力を手に入れたのだ」とあります。

今考えると悪役のセリフそのものですが、制御装置を手にする在りし日のパラガスは、本当にこんなことを考えていたのでしょうか。

制御装置でブロリーを自在に操るうちに、全宇宙を支配しようとする思惑がパラガスを悪に染めたのではないでしょうか。

息子を助けたいがために、王の前で無礼を働き、そしてまだ手がつけられていた頃にブロリーを自分の手で殺すことをしなかったパラガスは、本当に最初から邪悪な考えを持っていたのでしょうか。

 

・パラガスへの信頼

これは昔某動画サイトで見かけた考察を引用しています。引用した部分は太字にしておきます。

ブロリーは抹殺を図られたものの、自身の力で惑星崩壊からパラガスを連れ生き延びました。

その後は破壊と殺戮を繰り返すも、パラガスに制御装置を取り付けられてからは本能のままに生きることはできなくなりました。

そんなブロリーですが、心の底にあったパラガスへの家族としての絆や愛、そういったものはいつかに消え失せてしまったのではないでしょうか。

壮絶な過去の中、父親だけは自分の見方であると思いながら父親に甘え、破壊と殺戮を繰り返していたらある日に制御装置を取り付けられたブロリー

「親父…なんだ…?」と言っているシーンでは、まだパラガスに信頼を寄せていたのではないか?制御装置を取り付けられることにより、パラガスへの信頼は完全に消え去ってしまったのではないか?

こちらは先述のコメントを覚えている限りで再現したものです。\僕もそう思います/

伝説の超サイヤ人化した後もパラガスだけには矛先を向けませんでした。が、自分を見捨て一人で避難しようとするパラガスにとうとう耐えられなくなったブロリーは後述のようにパラガスを殺害したのだと思います。

 

・父親をも惨殺するブロリー

某動画サイトでも有名なあのシーン。悲しげな音楽がいい味を出してます。

ところでこの音楽は、ブロリーとパラガスどちらの心に寄り添った曲なのでしょうか。

自分はブロリーだと思ってます。

ポッドを潰し、グモリー彗星に向かって投げる時のブロリーの声は心做しか少しだけ辛そうに聞こえました。

パラガスはブロリーにとって自分の力を支配した人物であれど、たった一人の父親。

自分の手で父親を殺めるブロリー、その心境はもしかしたらどこかに陰りがあるかもしれません。

 

 

…とまあ長くなりましたが、こんな感じです。

ドラゴンボール自体ブロリーの映画以外あんまり知識がないので設定違いなどあるかもです…。(唯一のブロリーも記憶違いがあったらなにもかもおしまいだぁ)

 

最後に所感と小ネタでもどうぞ。

 

ブロリーが悟空と1:1で戦い、パラガスに力を制御される時、笑いが止み超サイヤ人化が解けるシーンの後に超サイヤ人化したブロリーがパラガスと一緒に飛び立つシーンがあります。

→黒→

となってますので、作画ミスですかね?

 

ブロリーは自分の抹殺を図ったベジータ王の息子であるベジータを「お前だけは簡単には死なさんぞ」とは言うものの、執拗に攻撃するのは悟空が多めです。隣同士の保育器で幼い頃に泣かされたとはいえ殺すまで恨むというあたりで、矛先の優先度おかしない?サイコパス?とか思ってしまます…。

 

最後に

ドラゴンボール超 ブロリーにおいてのブロリーが好きになれない理由はこんな感じです。

ネタバレ注意!!

 

上記で考察したようにまさに悟空より先に悟飯を殺そうとしたりするような悪魔であるブロリーがいくら別のシナリオであるとはいえ、争いを好まなく、父親や動物を想っているのは俗に言う解釈違い、というものでした……とはいえ、別の人物として見るならとてもいいキャラだと思います。ですがやっぱりブロリーは誰でも構わず殺すような男じゃなきゃ!なんて考えです……。